マッサン あらすじ ネタバレ 第23週
3月9日月曜日より放送。
あれから時は流れて、1945(昭和20)年7月...。
戦況の悪化に伴い、本州同様に防空訓練と空襲警報の発令も増えることの多くなり、北海道の食糧事情も窮乏を究めつつある中でのこと...。
窮地打開のため、政春(玉山鉄二)は原酒保護のため、組合員総出でウィスキーの樽を分散、より安全の確保された場所へ移す。
そして、乾燥棟を防空壕とするために、補強工事を施すことに。
7月15日、余市上空に米軍機が襲来、空襲が始まった。
防空壕として改造された乾燥棟に集結して、恐怖におびえながら一夜を過ごすことになり、夜明けとともに、空襲が終わって...。
ウィスキー工場は被害は免れて一同は安堵。 しかし、近隣の漁業施設は爆撃されいる知らせを耳にするなり、次は我が身と誰もが安心できないまま。
そこへ、ハナ(小池栄子)の元に、弟・一馬(堀井新太)の戦死の公報が...。
間もなく戻ってきた父・熊虎(風間杜夫)、特に一馬と将来を約束し合っていたエマ(優希美青)の悲しみは甚大だった。
8月6日、一馬の合同葬...。
深い悲しみに沈む熊虎とハナのため、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)は一馬の「お帰りなさい会」を開催。
一同は一馬のブレンドしたウィスキーで乾杯へ。
熊虎は悲しみを押し殺しながらも、一馬の戦死を受け入れることのできないエマに、気持ちの区切りをつけるよう諭した。
政春は、一馬の夢の詰まった品種改良の大麦の種を一同に披露する。
空虚な日々が流れて、1945(昭和20)年8月15日、連合軍からの降伏を受け入れた天皇陛下からの玉音放送...。
鬼畜と罵られて外出のできない日々の長引いたことに加えて、空襲の恐怖に耐え続けたエリーは、心労で倒れてしまった。
政春のウィスキー工場は軍需工場としての役割を終えて、後の人のために活かす方法はないかと模索する政春は、工場の敷地内に畑を作り、食料を育てることを思いつく。
一同が畑で働き始めて、前に向かって小さな一歩を踏み始めた矢先、広島の実家から電報が...。
終戦から2ヶ月後の10月のある日のこと、エマは小樽にある英文タイピスト養成学校へ通学。
戦時中の敵性語としての英語の封印の反動からなのか、少しずつ前向きに...。
政春の工場は、軍需工場の役目の終焉の大きさからか収入が激減、今後の経営に悶々とする日々へ...。
そこへ、大阪からの商人が突然の来訪...。
イミテーションウィスキーの売れ始めている傾向から、ウィスキーの原酒を売ってほしいとのことで...。
政春は、イミテーションに原酒の提供はできないと商人の申し出をきっぱりと拒否。 その代わりに今後の相談のため、大阪へ向かうことを決意する。
そして、出発の日の朝、進駐軍が...。
ウィスキーを売ってほしいとの依頼だった。
ただ、終戦後にウィスキーの調達を目当てに爆撃しなかったことのみならず、進駐軍の拠点となる建築物と飛行場を定めた上での物質調達計画を聞かされて、政春は驚きとともに、かねてからの職人としての誇りからか、申し出をきっぱりと拒否してしまい...。
しかし、熊虎から会社存続のためにも相手を選んでいる場合でないと諭されて、政春の心は揺れに揺れて...。
そこへ、イギリスから帰国したキャサリン(濱田マリ)が、エリーを訪ねてきた。
この第23週の終盤でいよいよ終戦を迎えることになるものの...。
自国の戦況の悪化が深まれば、特に食糧の窮乏は突出してしまうもの。
北海道ではどうだったのかなあ。
戦場に駆り出された兵士は、寝食のほとんどない日々が続くと、飢餓を克服するために空想で食事をする真似事をすることを耳にしたことあるけど、実際そうだったのかなあ。
日々の暮らしを生き抜く人たちは、それほどではないにせよ、贅沢な食で心身を満たしたい人たちは、多かったかもしれないや。
舞台となる北海道余市では、時が流れれば、ウィスキーのみならず食の大地として富ませることになって...。
現在のような贅沢な食は、終戦当時は望めないものの、実際に目の前にすれば、飛びつきたくなるんだろうなあ。
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遠い将来においても、これらのような食の恵みが永遠でありますように。
2015-02-24 |
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