マッサン あらすじ ネタバレ 第14週
「渡る世間に鬼はない」
2015(平成27)年1月5日月曜日より放送。
ウィスキーの日本人の味覚に合わせるか本場の味にこだわるかをめぐって、鴨居(堤真一)と激しく対立した政春(玉山鉄二)は営業職に回されてしまった。
不向きな仕事をさせられる政春を心配するエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)だったが、理想のウィスキーづくりを求める政春はあきらめない。
政春は心機一転も兼ねて、ウィスキーの顧客の新規獲得のため北海道行きを決意した。
エリーとエマに見送られて政春が単身北海道へ旅立って間もなく、広島の政春の実家から電報が...。
政春の母・早苗(泉ピン子)が危篤状態に陥ったという。
心配なエリーだったが、行方知れずの政春にはなかなか連絡の取れないまま。
やむを得ずエリーは、行方知れずの政春との連絡を鴨居に託して、エマを連れて広島の政春の実家・亀山家へ。
ようやく到着したところ、早苗は峠を越えたものの心身弱り切っていて...。
エリーは心を込めて早苗を看病することに。
その頃の政春は、北海道の小樽にてウィスキーの営業の真っ只中、そこへ思いがけない森野熊虎(風間杜夫)との初めての出逢い...。
そのニシン漁の網元である荒くれ男・熊虎に連れられるかのように、政春は余市へ向かうこととなった。
そして、財を成した熊虎の"ニシン御殿"に、政春は驚愕させられる。
広島の実家では、早苗の容態も安定し始めて、危篤の知らせから実家へ駆けつけていた千加子(西田尚美)も自宅へ戻ることとなった。
日常を取り戻すこととなった亀山家では、政志(前田吟)は酒蔵で仕事、すみれ(早見あかり)は学校、昼間は使用人を除けばエリーと早苗の二人きり。
ようやく気持ちの落ち着きの戻ることとなって、エリーと早苗は初めて互いの本当の気持ちを語り合うことに。
早苗は、エリーが日本人の嫁になろうとしてきた今日までの努力を初めて認め、少しずつ心を開いてゆく。
一方の政春は、熊虎の下で働く荒くれ男たちにウィスキーを試飲させるものの、評価は散々だった。
そんな政春を気の毒に思ったのか、熊虎は大阪から政春の背負ってきたウィスキーをすべて買い取って励まそうと、自宅に招いた。
翌朝、余市の風景を目にした政春は、余市がウィスキー製造に最適であることを確信してゆく。
そこへ、ようやく連絡の取ることのできたエリーから、早苗の危篤を知ることとなった政春は、慌てて余市を出発、広島の実家へ向かうことに。
その亀山家では、千加子が政春とエリーの祝言を挙げようと言い出した。
早苗が祝言を望んでいるのか解からないエリーは戸惑うだけ。
ところが、早苗の容態が再び悪化。
自身の死期を悟った早苗のため、千加子はエリーに花嫁衣装を着せることを決意、エリーも同意した。
そして、千加子の後押しでエリーが花嫁衣装を早苗に披露。
早苗は自分の夢を追うエリーの生き方が羨ましかったと初めて告白、政春のことをよろしく頼むとエリーに託した。
早苗がエリーを嫁として認めた瞬間から間もなく、到着した政春がすべてを察することになって...。
早苗は政春に最期の言葉を遺すこととなり、静かに息を引き取った。
政春はエリーとともに、夢に向かって歩いてゆく決意を新たにする。
この第14週では、終盤でエリーと早苗が初めて心を通わせ合うことで、涙なしに観られなくなるのは、もちろんのことだけど....。
同じくらいに気になったのは、いわゆる"ニシン御殿"を建てるまでに成り上がったニシン漁の網元である荒くれ男・森野熊虎(風間杜夫)の存在感と言っても過言じゃない。
今後における布石そして伏線を垣間見るかのような...。
特に有名な小樽の「旧青山別邸」を例に挙げれば、床と柱は欅の漆塗り、天井は神代杉、床の間は柴檀や黒檀、狩野派の流れを汲む絵師たちによる襖絵、北海道ゆかりの画家たちによる天井画、書院づくりの建物の三方に庭。
熊虎の"ニシン御殿"も、これに近い風格のある建物なのか、まさに気になるところ。
その原動力となるニシン漁で獲れるものとなれば、いろいろなものが...。
江戸時代から保存食用に加工された北海道の海産物の代表格、内臓や頭を取り除いて乾燥させて、煮物や甘露煮によく用いられる『北海名産 みがき鰊 1kg』。
新鮮なニシンを塩と米糠で漬け込んだ港町の保存食『甘口 やん衆造り 糠にしん 5尾(1尾380g)』。
蕎麦と出汁とニシンがじっくりとなじみ、それぞれの味を引き立て合う鰊そばに最適な『お徳用! にしん10枚セット』。
時間をかけての燻製ゆえに香ばしい風味と噛むほどに味の出るおつまみとして親しまれる北海道の珍味『鰊のくんせい 240g前後』 。
新鮮なニシンを刺身に数の子と麹などを加えて熟成醗酵させた、まろやかな味わいゆえ、ファンの多いやみつきの味、酒の肴に最適な『鰊 きりこみ 200g×6個』。
春の産卵のために北海道沿岸に現われるゆえ、別名・春告魚と呼ばれて久しく...。
ニシン漁の唄として「ソーラン節」の発祥した当時の最盛期の再来、願いたいなあ。
多くの人たちに喜ばしい春の到来を願うのと同じように...。
2014-12-16 |
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