ママとパパが生きる理由。 MIWA 月食
この2014(平成26)年夏フェスを総ナメし、年末には初の東名阪アリーナツアーも決定しているシンガーソングライター“miwa”は、まさにノリにノッてるといってもいいくらいの勢い。
そして、約2年ぶりに主題歌を手掛けることに...。
あの2012(平成24)年7月より放送で脚光を浴びることになったフジテレビ月9ドラマ『リッチマン、プアウーマン』の主題歌として、大ヒットを記録した「ヒカリヘ」を耳にした時と同じ、いや、それ以上に上回る臨場感に満たされる予感が...。
すなわち、11月20日木曜日21時より放送開始のTBS木曜ドラマ劇場『ママとパパが生きる理由。』の主題歌として、新曲「月食~winter moon~」を提供することが発表へ...。
吹石一恵と青木崇高の演じる夫婦が、ともにがんに侵され余命宣告を受けた家族の実話を基にしたヒューマンドラマか...。
このドラマの主題歌を探していたプロデューサーによれば、まだ歌詞のないmiwaのデモ音源を偶然聞き、「このドラマにぴったりの曲」と、主題歌への起用をオファーしたとのこと。
以後、原作にあたる2013(平成25)年8月9日金曜日発売の『私、乳がん。夫、肺がん。39歳、夫婦で余命宣告。 私は"私の命"をあきらめない』(芽生 / 大和出版)と、ドラマ台本を読み終えたmiwaも、その物語に感動し、「命と家族」の大切さを実感する楽曲を、という番組側のリクエストに応えるかたちで、「月食~winter moon~」を書き下ろしたという。
なお、miwaが歌詞を完成させたのは、10月8日水曜日、世間を賑わした皆既月食の時。
“愛する人がそばにいる幸せ”や、“ずっと一緒にいたい”という願望に反して、“叶わないかもしれない”という影の思いを、月と太陽の軌道に地球が重なり合い満ち欠けしていく天体ショーになぞらえて書き上げたという。
さらに、原作本にある「記憶に残りたい」と願う切実な言葉が胸に刺さったゆえに、誰かを大切に思う気持ちとその相手がそばにいる幸せ、そんなささやかな感情を歌に込めて伝えられたら、との想いだったとか。
何気に耳にしたところ、miwaの可憐な歌声はもちろん、生ギターを静かに爪弾くかのような演奏といい、あの2010(平成22)年10月中旬より放送のTBS日曜劇場『獣医ドリトル』の挿入歌となった「オトシモノ」を思い起こさせてくれそう。
しっとりとしていて、あたたかくも切ないバラードなんだろうなあ。
miwaとしては、初のウインターソングとのこと。
CD発売は、11月12日水曜日に..。
カップリングとなる、先のパリのエッフェル塔下で披露されたOECD東北スクール東北復幸祭〈環WA〉テーマソング「希望の環(WA)」とともに、両A面シングルとして収録されるとのこと。
miwaの可憐なヴォーカルと生ギター、生ピアノと地元中高生による合唱、素晴らしかった。
特に、最後は「WAになって踊ろう!」をバラードにしたかのような流れ、心地良かった。
誰かを思うやさしさで 世界はつながるの
遠くにいたって 笑って環になろう
希望をいま 伝えたい
歌詞にしたためられた想い、決して忘れない。
順番としては、「希望の環(WA)」と「月食~winter moon~」に続いて、それぞれのインストゥルメンタル。
なお、初回生産限定盤封入DVDには、「ドキュメント:希望の環(WA)~東北復幸祭<環WA> in PARIS~」と「2014年9月14日東京国際フォーラム・ホールA“史上最大のショーパブ祭り”より~miwaライブダイジェスト」が、それぞれ収録。
これからも、ますます「ヒカリへ」向かって駆け抜けてゆくんだろうなあ。
2014-10-25 |
共通テーマ:日記・雑感 |
nice!(0) |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
編集
コメント 0