マッサン あらすじ ネタバレ 第10週
「灯台下暗し」
12月1日月曜日より放送。
1921(大正10)年4月、鴨居商店に勤務することとなった政春(玉山鉄二)は、ウィスキー工場の候補地に北海道を推薦。
しかし、鴨居(堤真一)は物流コストがかさむことを理由に反対。 代わりに、大坂周辺で候補地を探すよう、政春に指示。
政春は入社祝いとして、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)に欲しいものを尋ねたところ、エリーは思うように言い出せないまま。
結局のところ、見かねたキャサリン(濱田マリ)の勧めもあって、プレゼントは家の改築に。
折しも、エリーが自然とともに暮らすという日本家屋の心を学ぶことあって、和洋折衷のデザインの内装が完成した。
同じ頃、鴨居は工場で雇う工員を独断で採用し、工場の図面の書き換えなどの強行が、しばしばみられることに。
独裁者さながらの手法に政春は怒りを覚えるが、山崎を候補地に選ぶ観察眼と、工場見学者招待のための図面の書き換えという発想力には、心から驚かされた。
1924(大正13)年10月、鴨居商店によるウィスキー製造工場が、山崎の地に完成する日を迎えつつあった。
ポットスチル設置作業を万感の想いで見守る政春に、エリーは耳打ちした。
妊娠したとのことだった。
「灯台下暗し」
初めて耳にしたのは、時代劇を観た時かなあ。
"灯台"と耳にすると、夜の航行の安全のため、灯で遠くの海を照らす海岸に建つ高い建物を、すぐに思い浮かんでしまいがちだけど、実際は部屋の中を明るく照らすために灯をともす台のこと。
要は、意外にも身近な良きものには気づきにくく解かりにくいことを意味する言葉。
この第10週では、ウィスキーの工場探しに専念する政春の眼が北海道へ集中する中、意外にも見向きもしなかった京都郊外・山崎の地を最適な土地として、鴨居大将が注目することとなって...。
その物語の基調となるのは、「スコッチに負けない日本のウィスキーをつくりたい」という夢に突き動かされて、サントリー創業者・鳥井信治郎氏が1923(大正12)年、京都郊外・山崎の地に日本最初のモルトウィスキー蒸留所の建設を始めてから。
天王山の麓の山崎は、昔から名水の地として名高い場所。
しかも、宇治川、木津川、桂川の合流による霧を生じやすい湿潤な気候ゆえに、ウィスキーの仕込水として熟成させるには、またとない自然環境になっていて...。
時は流れて、山崎蒸留所の持つ多彩な原酒の中から、ブレンダーたちが理想のモルトを選び抜き、生まれることとなったシングルモルトが...。
山崎の伝統であるミズナラ樽貯蔵モルトと革新のワイン樽貯蔵モルトが出会うことで生まれ、柔らかく華やかな香りと甘く滑らかな味わいが特徴の、大人気国産シングルモルトすなわち山崎蒸留所謹製の『THE YAMAZAKI SINGLE MALT WHISKY YAMAZAKI DISTILLERY 700ml 43%』。
このありがたみと、『マッサン』の物語の心地良い進展と、心に残る名作として語り継がれることを祈って、乾杯したいな。
2014-10-07 |
共通テーマ:日記・雑感 |
nice!(0) |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
編集
コメント 0