マッサン あらすじ ネタバレ 第4週
「破れ鍋に綴じ蓋」
10月20日月曜日より放送。
1921(大正10)年7月、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)は日本へ来て、初めて日本の夏を迎えた。
すでに生活にも慣れ、キャサリン(濱田マリ)らの近所の主婦との井戸端会議にも、加わるようになってきて...。
政春はウィスキーの蒸留に用いるポットスチル製造の話が順調に進み、あとは株主総会の承認を待つばかり。
その矢先に、酒屋でワインのボトルの破裂する騒ぎが頻発。
夏の暑さでボトル内の炭酸ガスが充満して、ボトルであるガラス瓶が破裂しやすくなっているという。
そのため、ワインは危険という風評から、鴨居商店の「太陽ワイン」を製造している住吉酒造も、注文が止まってしまう。
事態を重く見た鴨居商店大将・鴨居(堤真一)は、太陽ワインは絶対に安全であることを証明しろと、政春に厳命。
政春は、太陽ワインのデータ収集へ。
一方、優子(相武紗季)は、両親の勧めで見合いへ。
優子の本心を気に掛けるエリーだったが、優子は決して口にしない。
理由は、風評被害で経営難に陥った住吉酒造への、相手の家からの援助を期待する政略結婚だった。
鴨居は政春を引き連れ、太陽ワインの販売店めぐりへ。
政春が安全性を説明、鴨居が販売再開の依頼、という方法で...。
断られてばかりだが、それでも前へ進む鴨居のあきらめない姿に、政春は驚かされることに。
優子の縁談が心に引っ掛かるエリーは、あらためて優子に問いかけたところ、本当はまだ結婚したくないと、優子は初めて打ち明けた。
エリーは、政春からの田中家の話に口を挟むなと忠告されたことを忘れて、優子の本心を両親や祖父に告げてしまった。
鴨居商店にて、売上が激減している太陽ワインの今後の対応に関する話し合いへ。
政春も製造元の代表として、会議への出席を要請された。
撤退か存続か侃々諤々の議論の末、太陽ワインの印象を大きく変える広告で、現状を打破する運びに。
広告案の打ち合わせには、鴨居はエリーを動員、政春を驚かせることに。
やがて、太陽ワインのポスター撮影が行われ、現場に立ち会った政春は、鴨居の独創性や自由闊達に意見を主張する社員の姿、それらを育む社風に感激。
政春が率直な感想を鴨居に伝えると、鴨居は今の3倍の給料を出すからうちに来ないかと転職の誘い。
同じ頃、住吉酒造では、それまで詰めていた銀行の融資が白紙撤回されてしまい、経営は再び窮地に陥ってしまった。
その事情あって、優子は一度断った見合いを再び受けることに。
見合い相手から見合いを断った理由を尋ねられた優子は、初めて本心を語った。
エリーは優子が心配になった。
間もなく、鴨居からの誘いにためらう政春の心を察した大作(西川きよし)は、仕事の後に政春を飲みに誘い、遠慮せずに鴨居の元へ行けと、政春にあっさりと告げて...。
考えに考えた末、政春は住吉酒造に残る決意を固めた。
すぐにその旨を鴨居に告げると、鴨居は驚きもせず、逆にエリーを採用したいと言い出し、かえって政春を怒らせてしまう。
事の顛末を初めて聞かされることとなったエリーは、何も相談してくれなかった不満と寂しさを政春にぶつけるなり、部屋の中に閉じこもってしまった。
この第4週で気になった、ワインボトル破裂事件...。
当時としては、ほぼ初めての試みゆえに、ワインボトル破裂は恐ろしく感じてしまうもの。
もし、太陽ワイン生産が軌道に乗ったら、どれくらいの価値に匹敵するんだろうか?
もしかしたら、フランスのシャンパーニュ地方からの「ルイ・マッサン」に匹敵?
優しく肌理細やかな泡立ちに、ほんのり香るトーストのニュアンス、上品な酸と程よい果実の味わいのバランスが良いおすすめのシャンパンとしての『ルイ マッサン ブリュット レゼルヴ 750ml』 に?
かのマッサン家は、1936(昭和11)年から自社畑を所有し、3代続く家族経営のシャンパンメゾン。
3代前(おじいさんの代)から受け継いだ樽を今でも大切に使っていて、素晴らしい質のシャルドネを生産することで有名なアヴィーズ村を拠点に、組合の力は借りず、すべて自分たちだけでワイン造りを行っているという。
畑はシャルドネの畑のみを所有。他の品種は信頼できる生産者より葡萄を購入。
現在、著名な4つ星ホテル内にあるレストランやソムリエやワイン通に評価の高いワインショップで販売されていて、フランスの海軍(空母の中のレストラン)で提供され、シャンパーニュで高い評価。
特に、1998(平成10)年から定期的にGuide Hachette ( アシェット・ガイド)に掲載されているほか、SOMMELIER INTERNATIONALというフランスのワイン専門誌、 VINS SAVEURS ET TRADITIONSというグルメ雑誌でもたびたび取り上げられることに。
丁寧に家族で造られた味わい、永遠のものであってほしいな。
2014-09-26 |
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