マッサン あらすじ ネタバレ 第3週
「住めば都」
10月13日月曜日より放送。
大阪に来てから1週間たち、政春(玉山鉄二)とエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)は、それまで厄介になった田中家を後にして、新居に引っ越すことに。
政春が苦労の末に立派な洋館を見つけてエリーが大喜びするのも束の間、家主は政春の妻が外国人と知るや、態度を豹変して、入館をきっぱりと拒否。
二人は途方に暮れ、とりあえず食事を摂ろうと、偶然入った大衆食堂「こひのぼり」にて、口は悪いが料理の腕のいい店主・春さん(及川いぞう)と、毒舌ながらも近所の世話好きオバチャン・種子(濱田マリ)と、初めて出逢うことになって...。
幸いにも、春さんが政春と同じ広島出身者だったこと、種子が住吉の聖アンドレ教会牧師・チャーリーの妻(洗礼名・キャサリン)であり日本女性の立場の弱さと男社会への疑問と不満を抱いていたことあって、事情を知るなり快く世話してくれることとなり、政春とエリーは紹介された日本家屋を新居とすることに。
間もなく、政春とエリーの新居に優子(相武紗季)が訪ねてきて、エリーに政春をあきらめたことを告げ、夫婦茶碗を贈ると、田中家でのこれまでのイケズを詫びた。
優子の言葉にエリーは感激。
しかし、相変わらずご飯を真っ黒に焦がしてしまうなど、炊事には苦労を重ねる日々。
一方、政春は研究室でのウィスキーづくりの実験の日々。
そんなある日のこと、専務・矢口(白井晃)は、新規事業の承認を株主から得るための事業計画書を1週間以内に提出しろと、政春に厳命。
数日後、早朝より鴨居(堤真一)が新居を訪ねてきた。
鴨居は挨拶もそこそこにエリーに香水のボトルの好みを聞くなり、引っ越し祝いの置物を勝手に飾るなりと、することがせわしない。
そして、疾風のように去ってしまった。
あっ気にとられてしまったことあって、エリーは炊きかけのご飯をまたしても焦がしてしまった。
エリーは思い立って田中家の優子の元を訪ねて、ご飯の炊き方を教えてほしいと懇願。
優子はなぜ自分が教えなければならないのかと、突っぱねるものの、エリー懇願する姿に根負けして教えることに。
「初めチョロチョロ中パッパ」
エリーはこの謎の言葉に困惑しながらも、優子からの手厳しい指導の甲斐あって、ようやくご飯をきれいに炊き上げることに成功した。
しかし、この日は皮肉にも、政春がウィスキーの事業計画書作成のため、残業の真っ只中。
どうにか完成させたものの、利益を度外視した計画に矢口は納得せず、計画書の書き直しを命令。
どうにか書き直しが認められて安心する間もなく、今度は取引銀行の部長の接待で、社長の大作(西川きよし)に同伴。
美味しく炊けたご飯を用意して夫の帰りを待つエリーは、テーブルに突っ伏して眠ってしまった。
そして、政春は泥酔して深夜に帰宅。
翌朝の政春は二日酔いの寝坊。
起きるなり朝食を摂らずに慌てて家を出ようとする政春に、エリーは立腹。
酒を飲むのも仕事のうちと政春が説明するものの、家庭最優先の父の下で育ったスコットランド人のエリーには、納得のいかないまま。
エリーは落胆。
しかし、困ったことがあれば尋ねるようにとの鴨居の言葉を思い出すなり、エリーは鴨居の元へ。
鴨居には何か思うことあるらしく、話を真剣に聞いてくれて、エリーは大喜び。
政春はポットスチルの製作を頼み込みに佐渡製作所を訪問。
やかん職人の親父さんである佐渡社長は、当初こそ採算の合わないことを理由に難色を示すものの、国産初のウィスキー製造のための設備という政春からの再三の言葉に、昔ながらの熱き職人魂が燃え上がり、仕事を引き受けてもらうこととなった。
やっとの思いで安堵した政春は、今日こそは遅くならないようにと、大急ぎで帰宅。
しかし、そこで目の当たりにしたのは、鴨居とエリーのハグ。
政春は逆上して「スコットランドへ帰れ!」エリーに暴言。
気まずい雰囲気にいたたまれなくなった政春は、途方に暮れてしまい、そのまま大作の元へ。
政春が国際結婚の弱音を吐くのを偶然聞いてしまった優子は、政春に激怒。
優子からの諭しに心を動かされた政春は、改めてエリーと向き合う決意を固めて、そのまま家へ戻るなり、エリーに心からの詫びを入れた。
翌朝、エリーが焦がさずに炊き上げられるようになったご飯を、政春は初めて口にした。
「まだ芯がある」
政春の正直な感想、しかしエリーへの不満はなかった。
第3週も、相武紗季演じる優子が、またまた魅せてくれた。
エリーへのイケズ、そして改心、表面上厳しくも温かく米炊きをエリーに仕込む姿、最後にはエリーの味方になって政春を咎める姿、それぞれの変化の違いは、見逃せないものになりそう。
そして、優子から贈られた夫婦茶碗は、政春とエリーの一生の宝物となりそう。
現代に置き換えるならば、伝統本舗による 『九谷焼 夫婦茶碗 夫婦湯呑み セット・銀彩』に匹敵する価値かもしれないや。
茶碗も大切だけと、湯呑みもなければ、寂しいかなあ。
結婚祝いのみならず、誕生日祝い、定年退職祝い、還暦祝い、古希・喜寿・傘寿・米寿祝い、金婚式や銀婚式など、長い目で見つめれば、大切に使いたいもの、大切に使ってほしいもの。
多くの夫婦と夫婦茶碗と夫婦湯呑みに、幸あれ!
2014-09-24 |
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