まれ 朝ドラ キャスト 田中裕子
2015(平成27)年3月30日月曜日より放送開始のNHK朝ドラ『まれ』が待ち遠しい今日この頃...。
ヒロイン・津村希を演じる土屋太鳳にとっては、最大の心強い味方となる予感が...。
それは、9月8日月曜日に行われたNHK朝ドラ『まれ』の出演者発表でのこと...。
ヒロインをはじめ、あらゆる登場人物の紹介を経て、いわゆる"トメ"となる第一の登場人物が...。
何と、あの1983(昭和58)年4月より丸1年放送された伝説のNHK朝ドラ『おしん』のヒロインを演じた田中裕子が出演。
演じるは、石川県能登地方の輪島市近郊で、代々塩作りをしている塩田の職人で、ヒロイン一家と本当の家族のように絆を深めることになる、桶作元治(田中泯)の妻・文(ふみ)。
高橋練制作統括の語る起用理由は、女性がよく働き、男性が楽をすると言われる「能登のとと楽」を地でいく働き者の女性を代表する人物の象徴が桶作文であるとか...。
すなわち、物語の重要人物の一人に挙げ、時に毒舌家ながらも心根は親切で優しく津村一家を見守っている存在として、かつてNHK朝ドラヒロインを演じた田中裕子に演じてほしいとのこと。
当の田中裕子曰く、楽しいドラマを皆と作っていけたら嬉しいことに加え、能登の風景の中で塩田を作りながらいい風に吹かれたいとのこと。
また、ヒロインを演じる土屋太鳳には、「(ヒロインの)祖母のような役柄の私は、そばで楽しませていただこうと思っています」と優しい微笑みを向けて...。
土屋太鳳は本当に嬉しいだろうなあ。
ふと思い出した。
兵庫県と宮崎県を舞台に「街と家族の再生」をコンセプトとした、2004(平成16)年10月より放送のNHK朝ドラ『わかば』を。
この時演じたのは、造園家を目指すヒロイン・高原若葉(原田夏希)の母・詩子。
建築家の父・公一(内藤剛志)を1995(平成7)年1月17日の阪神・淡路大震災で亡くし、幼少からの父との夢である「みどり豊かな家」づくりを実現させようと奮闘する娘・若葉を厳しくかつ温かく見守り後押しする、肝っ玉の強い母親だった。
あの『おしん』の放送終了から約20年後、NHK朝ドラヒロイン経験者として、ヒロインを見守り後押しする初めての役どころ、さまになっていたなあ。
二度目では、とうとう祖母になって...。
時の流れの重さを実感...。
『わかば』から『まれ』へ...。
舞台背景は違うものの、"ものをつくる"ヒロインを見守り後押しする姿、より深く魅せてくれるんだろうなあ。
そして、土屋太鳳自身も...。
田中裕子が、1979(昭和54)年4月より放送された『マー姉ちゃん』でヒロイン・磯野マリ子(熊谷真実)の妹・マチ子を演じて、4年後に『おしん』のヒロインへ上り詰めたように...。
土屋太鳳は、2011(平成23)年8月13日土曜日より放送の『おひさま』第19週以降より、ヒロイン・陽子(井上真央)の教え子・木村ハナを...。
約3年後の5月14日水曜日より放送の『花子とアン』第7週以降より、ヒロイン・村岡花子(吉高由里子)の末妹・安東ももを...。
放送終了から約半年後に『まれ』ヒロインへ...。
やはり、土屋太鳳は田中裕子の再来かなあ。
2014-09-13 |
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