まれ 朝ドラ キャスト 大泉洋
またまた新たなハマリ役が増えることになりそうかなあ。
例えるならば、あの2007(平成19)年10月より放送のNHK朝ドラ『ちりとてちん』で、京本政樹が演じたヒロイン・喜代美(貫地谷しほり)の叔父で山師の和田小次郎のような出で立ちと性格ってこと?
そのような実感を抱いたのは、来年2015(平成27)年3月30日月曜日から放送開始となるNHK朝ドラ『まれ』の出演者発表が、9月8日月曜日に行われた時...。
土屋太鳳演じるヒロイン・津村希(まれ)の父・徹を、あの大泉洋が演じると耳にして、まさに「青天の霹靂」というのは、かなり大袈裟か...。
もちろんNHK朝ドラ初出演で、本当に嬉しいや。
物語の始まりは、ヒロイン一家が夜逃げ同然に能登へ移り住むところから。
夢ばかり語る父に何度も裏切られたことで夢嫌いになった希は、一家を支える母を助けるために一度は堅実な地方公務員の道を選ぶものの、かねてからの本来の夢は、菓子職人(パティシエ)になること。
やがて公務員を辞して、パティシエ世界一を目指し都会すなわち横浜市にやってきた希は、カリスマシェフの下での厳しい修業に挑む成長物語へ...。
その張本人である夢追い人の父・徹が、大泉洋か...。
出世作である1996(平成8)年10月からの北海道テレビ深夜番組『水曜どうでしょう』や同じ系列のテレビ朝日で放送された『パパパパパフィー』など、バラエティ番組では芸人顔負けのいじられキャラになることが多いことあって、いわゆる"狂言回し"のようなキャラや屈折したキャラは、かねてからのハマリ役といっていい。
生真面目で困った人は放っておけない大人に成長したヒロイン・希を、ある意味翻弄することになる父・徹。
これから、どれくらいの頻度で関わってくれることになるのか、まさに気になるところ。
もちろん、大泉洋はNHK朝ドラ初出演。
本人曰く、NHK朝ドラに出るのが夢で、ヒロインの相手役と思いきや、父親役と聞いて驚きだったとか。
ただ、私生活で娘がまだ3歳のため、父親役は不安なよう。
それでも、夢追い人を演じるということは、希のパティシエになる夢に、陰ながら関わってくるかのような予感が...。
ふと思い出した。
パティシエといての成長物語からは、いくらか離れるものの、2012(平成24)年1月下旬に北海道先行公開されて間もなく全国公開となった映画『しあわせのパン』を。
東京から北海道の洞爺湖の畔に移り住み、小さなオーベルジュ式のパンカフェ「マーニ」を営む夫婦と、そこに訪れる客たちとのふれあいを描いた物語。
夫の水縞尚(大泉洋)が焼くパンと、妻のりえ(原田知世)が入れるおいしいコーヒーが自慢の店で、店名は、りえがお気に入りの絵本『月とマーニ』にちなんだもの。
『しあわせのパン』の尚も、『まれ』の徹も、心温まる日々の暮らしに憧れていることには、変わらない。
大泉洋の熱演への期待は、ますます高まることになりそう。
2014-09-09 |
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