花子とアン あらすじ ネタバレ 最終週
9月22日月曜日より放送。
とうとう念願の『Anne Of Green Gables』の翻訳が完成。
花子(吉高由里子)は、出版を実現させるべく、何社もの出版社に出向いては契約を取り付けようと尽力。
しかし、原作者のルーシー・モード・モンゴメリが日本では無名作家であることを理由に、どの出版社もとり合おうとしない。
一方、戦火で自身のカフェーを失ったかよ(黒木華)は、闇市で商売を始めるようになり、ある日突然2人の戦災孤児に遭遇。
口にできない事情を察したかよは、そのまま引き取り面倒をみることに。
戦時中行方不明だった龍一(中島歩)は、終戦により宮本家へ戻って、家族と再会。
しかし、花子に対する蓮子(仲間由紀恵)のわだかまりに、心を痛めることになって...。
そのまま花子の元へ出向いた龍一は、蓮子の近況を伝え、自身の不始末でわだかまりを残してしまったことを詫びた。
そして、『Anne Of Green Gables』の翻訳本の出版が難儀していることを知り、蓮子と和解して出版への実現に尽力するよう助言。
やがて、龍一の取り成しあって、花子と蓮子は和解。
それから時は流れて1952(昭和27)年、花子は日本初の家庭図書館を自宅に開館。
モンゴメリの『Anne of Green Gables』の翻訳本は、邦題『赤毛のアン』として公刊されることとなった。
大団円となる第26週すなわち最終週で、とうとう『赤毛のアン』という名前が前面に出されることになるのか...。
この度の『花子とアン』としての放送は、そこに至るまでの村岡花子の一代記という結論なのかなあ。
しかし、失礼ながら、吉高由里子演じるヒロイン・村岡花子よりも、花子の周囲に関わる登場人物がヒロインを肉迫するかのような勢いだったような。
その一番手となるのは、やはり仲間由紀恵演じる葉山蓮子と言っても過言じゃない。
最終週でも魅せてくれるんだろうなあ。
振り返ってみれば、仲間由紀恵が脇役として主役に肉迫するかのような存在感を誇示しはじめるきっかけとなったのは、1998(平成10)年7月より放送開始の浅野妙子脚本のフジテレビ火曜ドラマ『神様、もう少しだけ』からかもしれない。
物語のあらましは、援助交際が元でHIVに感染した女子高生・叶野真生(深田恭子)と、恋人の死産と妊娠中毒症による死亡で堕落した人気音楽プロデューサー・石川啓吾(金城武)との、悲しくも切ない恋愛模様。
仲間由紀恵演じるは、啓吾の亡き恋人・瀧村リサ(宮沢りえ)の妹・カヲル。
啓吾がプロデュースの女性歌手で、姉の死後に自身も啓吾に恋心。
しかし、啓吾と仲良くする真生に嫉妬し、自身のついた嘘が2人の運命を、大きく翻弄させてしまうことに。
後に『花子とアン』で魅せることになる、周囲を翻弄し波乱に満ちた恋愛模様が真骨頂となる原点は、この作品なのかもしれない。
いずれにせよ、この第26週で物語は終焉。
多くの人たち、そして将来を生き抜く多くの子どもたちの幸せへの祈りをこめて...。
「ごきげんよう、さようなら」
2014-08-25 |
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