花子とアン あらすじ ネタバレ 第25週
9月15日月曜日より放送。
東京大空襲が発生。
空襲の激しさの中、花子(吉高由里子)は子どもたちを連れ逃げまどいながらも、『Anne Of Green Gables』を手放して紛失することなく、翻訳を完成させることに。
やがて、1945(昭和20)年8月15日、玉音放送により日本が降伏。
茫然自失の人、安堵する人、それぞれで...。
戦争で失ったものは大きかった。
そして間もなく、純平戦死の報せが母・蓮子(仲間由紀恵)の元に届き、悲しみに。
一方、GHQの占領政策に伴い、憲兵を解任された吉太郎(賀来賢人)は、今までの生き方を全否定されたかのような苦悩の日々。
そこへ、父・吉平(伊原剛志)の危篤の知らせが...。
幼少以来の積年の確執とわだかまりも加わることになって、吉太郎は悶々とするものの、従軍記者として戦場の悲惨さを目の当たりにした衝撃から回復しつつある亜矢子(高梨臨)から温かく背中を押されることもあって、久方ぶりに故郷・甲府の安東家へ、里帰りすることに。
吉太郎と亜矢子と吉平、それぞれの心のわだかまりは少しずつ解けつつあった。
吉太郎の心の葛藤を垣間見る第25週...。
信じていたものがある日突然全否定されてしまう衝撃は並大抵ではないもの。
ましてや、"正義から悪"、"悪から正義"、といった形勢逆転となれば、なおさら。
ふと思い出した。
2013(平成25)年4月5日金曜日・6日土曜日放送のフジテレビ大型時代劇『女信長』を。
"革命児""異端児"と呼ばれるほどの斬新さにあふれる織田信長の何ものにもとらわれることのない自由な発想は、「信長が女性だったから」という奇抜な仮説を取り入れた、直木賞作家・佐藤賢一による小説『女信長』をドラマ化したもの。
女性として生まれながらも嫡男として育てられ、本人の意図に反しながらも家督を相続し、戦国大名として頭角を現していく一方、女性であるがゆえに生じてしまう武将たちとの愛憎に苦しむ信長の姿が描かれていて...。
賀来賢人演じるは、織田信長(天海祐希)の弟・信行。
実直ゆえに信長独特の"うつけ"としての突出ぶりに堪りかねて激しく対立し、悲劇を迎えることになってしまう役どころで、悶々と葛藤する姿は『花子とアン』の吉太郎以上かもしれない。
戦国時代における形勢逆転は、昭和時代の戦前・戦中・戦後以上だったはず。
2014-08-24 |
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