花子とアン あらすじ ネタバレ 第21週
8月18日月曜日より放送。
あれから時は流れ、英治の父・平祐(中原丈雄)がこの世を去って3年後の、1932(昭和7)年...。
蓮子(仲間由紀恵)は、自身の半生が映画化されるやら、女性の権利向上を訴える記事の執筆やらで、時の人となって久しく、かつての東西日報記者・黒沢一史(木村彰吾)を連れて、花子(吉高由里子)との対面へ。
黒沢は、かつて伝助(吉田鋼太郎)の取材目当てに嘉納家でのサロンに潜入し、文学や芸術の知識を活かして、蓮子と接近してからの関わりが続いており...。
特に、かの"白蓮事件"にて蓮子から伝助に宛てた絶縁状が新聞に掲載され伝助が蓮子への反論文を新聞に掲載しようとした際には、かえって伝助の名を貶めるとして一度は取りやめさせるものの、反論文は彼の了解なしに新聞に掲載されたため、話題性ばかりを追及する新聞社のやり方に反発して退職。
なかなかの気骨のある人物であり、現在はラジオ局に勤務しているとのことで、これからの子ども向け番組の放送開始のため、花子に出演してほしいという。
先の関東大震災と歩の死別以来、近所の子どもたちへの読み聞かせをしている花子の評判を耳にしての依頼で、英治(鈴木亮平)と近所の子どもたちは大喜び。
あがり症の花子は当初躊躇するが、皆からの温かさに強く背中を押されることとなり、出演を快諾した。
それからしばらくのこと、北海道に嫁いだはずの末妹・もも(土屋太凰)が、花子との思いがけない再会へ...。
ももに関しては第22週への持ち越しなるとして、
この第21週で、花子の心の再生の直接の鍵となるのは、ラジオ局勤務となった黒沢一史。
そして花子は、"ラジオのおばさん"へ...。
その張本人(?)の黒沢を演じた木村彰吾は、1979(昭和54)年9月23日生まれの熊本県出身。
中学時代は、趣味の一つでもあるバスケットボール部に所属。
趣味は映画鑑賞で、無声映画からトーキー初期の作品が好みとのこと。
他には、野球、バスケットボール、乗馬、タップ、バレエが得意という。
20歳の時に上京し、某商社のサラリーマン(繊維製品の営業)に。
その傍ら、「大きな声を出して発散したい」との理由で、趣味の一環として小さな劇団のワークショップに参加したことが、再出発の第一歩か...。
ある日、その劇団に美輪明宏の2001(平成13)年のPARCO劇場での舞台『毛皮のマリー』のオーディションの話が舞い込み、正劇団員ではなかった木村も受けてみることとなった結果、合格。
同時に美輪の事務所にも誘われたため、商社を辞めて芸能界への道へ。
以降、舞台を中心に活動しているが、美輪と共に出演することが多いものの、 『オーラの泉』に出演した際には、「前世で美輪と夫婦だったが、美輪に逃げられた」という縁があるとか...。
美輪明宏主演『黒蜥蜴』(2003年、2005年、2008年)の雨宮役では、黒蜥蜴の愛人という重要な役どころを表現。
同じく美輪主演の『双頭の鷲』(2007年、2008年)では、王妃暗殺を企てる反政府詩人スタニスラスを演じたという。
近年は、テレビ、CMなど舞台以外にも活躍。
芸能界入りのきっかけは、蓮子の三番目の夫となる宮本龍一を演じた中島歩と同じなのか...。
一番好きな俳優はローレンス・オリヴィエ。
好きな映画は『嵐が丘』『誰がために鐘は鳴る』『モロッコ』など。
海外で心惹かれる国はイギリスとイタリア。
何よりも、毎日欠かさずにすることが神棚の祖母の写真に手を合わせることには、感心するもの。
これからの成長ぶりが楽しみだ。
そもそもの始まりとなった舞台『毛皮のマリー』、改めてDVD鑑賞しようかなあ。
2009(平成21)年2月発売の『戯曲 毛皮のマリー・血は立ったまま眠っている』(寺山修司 / 角川文庫)と並行しながら...。
寺山修司が、美輪明宏のために書いた伝説的名作。
1967(昭和42)年初演以来、初めての美輪明宏演出の実現。
この時の木村彰吾は一介の脇役に過ぎなかったものの、俳優としての原点が...。
2014-07-26 |
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