花子とアン あらすじ ネタバレ 第19週
8月4日月曜日より放送。
あの関東大震災から、半年が過ぎて...。
倒壊した村岡印刷の再生を目指して、英治(鈴木亮平)は工事現場での仕事に奮闘する日々。
しかし、不慣れゆえ、意気込みとは裏腹のトラブル続き...。
かよ(黒木華)と平祐(中原丈雄)は、大震災に加え、良き婚約者であり良き後継者でもある郁弥(町田啓太)の死の衝撃から立ち直ることのできない日々。
一方、蓮子(仲間由紀恵)は、大震災の混乱に乗じた華族の籍の剥奪とあって、平民に。
晴れて龍一(中島歩)と息子・歩との家族そろった生活を得ることになったものの、かつての華族としての生活ぶりが災いして、今度は姑の民子との関係に悩まさる日々へ。
幸いにも、村岡家での居候暮らしから自立するために働き始めたかよの店に立ち寄ったことがきっかけで、家事が悩みの種である蓮子の胸の内を知ったかよの厚意により、家事の指南役として宮本家に招かれることとなったかよと心を再生してゆく。
それでも、かよの心の片隅には、つらい過去を忘れて前へ向けて生きてゆくべきか悶々とした気持ちが少々残っていて...。
かよの苦しみを察した花子(吉高由里子)は、かねてからの目標である、1881(明治14)年発表のアメリカの作家マーク・トウェインの児童文学作品『王子と乞食』の単行本化をあきめようとするが、伝助(吉田鋼太郎)との思いがけない再会と強い激励から、単行本化への決意を新たにした。
一方、亜矢子(高梨臨)は、将来のあり方をめぐって実家の父とケンカになり、村岡家へ居候。
震災前から続けていた"白蓮事件"をめぐる蓮子の取材を、続けることに。
その最中に、花子の進める『王子と乞食』の単行本化の話を知ることとなり、修和女学校時代の級友を村岡家に集めて、「未来の本への投資」を呼びかけて、村岡印刷再建のための寄付を募ることとなった。
折しも、蓮子と伝助の偶然の再会。
蓮子は意を決して、伝助を飲みに誘い、初めて本音で話し合うことになった。
その現場を龍一が目撃して激怒する一幕のあったものの、伝助との結婚に後悔のないことを断言した蓮子のたしなめあって、事なきを得ることになった。
そして、花子周辺の動向を知った伝助の計らいと力添えにより、村岡印刷は「青凛社」と名を改めて、印刷と出版を兼ねた会社として再出発。 花子の念願である『王子と乞食』の単行本が完成した。
すぐに、ブラックバーン校長(トーディ・クラーク)と英語教師・富山タキ(ともさかりえ)がお祝いに駆けつけた。
タキは梶原(藤本隆宏)にも再会。 思うことを語り合うことに。
かよは、村岡家の庭に咲き誇る"わすれな草"から、亡き郁弥(町田啓太)との記憶を思い起こしたことで、前へ向けて生きてゆくことを決意した。
時は流れて1926(大正15)年夏...。
花子と英治の長男・歩は、まもなく5歳。
家事と子育てと仕事をこなす中での花子の悩みの種は、やんちゃになってゆく歩の躾について。
かよは「タイム」という店を運営。
蓮子には2人目の子どもが誕生。
亜矢子には、蓮子の半生の連載作品の単行本化が決定へ。
それぞれの再生が描かれる中、ありとあらゆる"腹心の友"の存在感は、好作用をもたらすもの。
2011(平成23)年9月発売の『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』(村岡恵理 / 新潮文庫)、
今年2014(平成26)年に入っての2月24日月曜日発売の『村岡花子エッセイ集 腹心の友たちへ』(村岡花子 / 河出書房新社)、
4月25日金曜日発売の『村岡花子エッセイ集 曲り角のその先に』(村岡花子 / 河出書房新社)、
改めて目を通してみようかなあ。
そして、1999(平成9)年4月発売の『王子と乞食 マーク・トウェインコレクション』(マーク・トウェイン原著・山本長一翻訳 / 彩流社)も...。
もちろん、1977(昭和52)年公開のアメリカ・イギリス合作映画としても...。
2014-07-22 |
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