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花子とアン あらすじ ネタバレ 第15週







花子とアン あらすじ ネタバレ 第15週

7月7日月曜日に放送。


1919(大正8)年12月、はな(吉高由里子)は東京に戻り、出版社の仕事に邁進。

そんなある日のこと、はなの元に武(矢本悠馬)と朝市(窪田正孝)が、甲州産の葡萄酒の東京への売り込みのために訪ねてきた。

武に同行した朝市の目的は、傷心のはなを案じて様子を見るため。

しかし、その頃のはなは、朝市の心配をよそに宇田川満代(山田真歩)の小説『銀河の乙女』の単行本化の仕事に没頭。
その単行本化にあたり、満代は単行本の挿絵を英治(鈴木亮平)へ依頼することを願い出た。

満代の願いを受け入れたはなは、小説『銀河の乙女』の挿絵を描いてもらうため、亜矢子(高梨臨)とともに英治を訪ねたが、きっぱりと断られてしまった。

それでも、はなはあきらめず、英治に必ず挿絵を描いてもらうことを満代に告げた後、亜矢子とともに話し合い。
幸いにも、英治の父・平祐(中原丈雄)が説得を引き受けてくれて、英治はやむなく挿絵の依頼を引き受けることに。


間もなく、蓮子(仲間由紀恵)がはなに龍一(中島歩)を紹介しようと、上京。

しかし、はなとの待ち合わせ場所に、蓮子を追った伝助(吉田鋼太郎)が現われて...。
龍一の目の前で、伝助はこれ見よがしに高価なティアラを蓮子に贈り、金に糸目を付けずに饗宴を催した。

龍一は深く傷つき、その場を立ち去ってしまった。


一方、英治の挿絵が完成するものの、満代はその出来栄えに不服。
描き直しを求める満代と英治の狭間で、はなは苦悩。


やがて、季節はクリスマス。

かよ(黒木華)の働くカフェードミンゴで、クリスマスパーティーが開かれることになり、はなは蓮子と亜矢子と朝市を招待。
当日には、何も知らずにカフェードミンゴに来た龍一と、龍一を尾行する吉太郎(賀来賢人)も来ることになって...。

思いがけない再会に皆が喜び合い、賑やかに時間を過ごす中、蓮子と龍一の気持ちはすれ違いのまま...。

ついに蓮子は、龍一を深く傷つけてしまった。

時間の流れる中、朝市は英治と初めて出会い、はなの破れた恋の相手であることを察して...。

そして朝市は、幼少より抱き続けた、はなへの愛情を熱弁。
英治はじめ、その場に居合わせた郁弥(町田啓太)やかよまでもが心を動かされて...。


明くる日、朝市は東京を去った。

しかし、はなは酔いつぶれていたため、朝市の一件は全然知らないまま。


そして、はなは郁弥から、英治の亡き妻・香澄(中村ゆり)は英治とはなの関係に勘づいていたことを、聞かされた。


満代の小説『銀河の乙女』のための挿絵を、英治は完成させた。

はなは挿絵に感動。
そして、英治の本心を隠されていることを知って、驚くことに。


挿絵を見た郁弥はある決断を下した。
それまで秘密にし続けた英治の亡き妻・香澄の思いを、英治に伝えようと。

すべてを聞かされた英治は、はなの元へ出向いた。

そして、プロポーズ...。


一方、福岡に戻っていた蓮子は、龍一からの手紙を受け取った。

その手紙を読み始めるや、蓮子は激しく動揺して...。



宇田川満代を演じる山田真歩、たしかにヒトクセもフタクセもある役どころ。


これが戦後の昭和の高度経済成長期以来のテレビ放送黎明から全盛の時代ならば、"悪役"あるいは"ヒール"ということになりかねないんだろうけど、テレビ放送が定着して視聴者の観る目の肥えた現代ならば、"性格俳優"あるいは"総合俳優"ということになるんだろうなあ。

はなと出会った当初は、敵愾心剥き出しの表情がしばしば観られたけど、それだけに苦労というものを実感している叩き上げゆえと察すれば、変に身構える必要はないはず。


かの山田真歩は、劇団東京乾電池の研究生、出版社勤務を経て、2009(平成21)年、加藤行宏監督の映画『人の善意を骨の髄まで吸い尽くす女』でデビュー。


この度の役どころは、イラストや4コマ漫画などの執筆による下地に加えて、2009(平成21)年に公開された映画『SR サイタマノラッパー』の続編となる2010(平成22)年公開の映画『SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』で演じたヒロイン、すなわち群馬の田舎の実家のこんにゃく屋で働く女・アユムに近いかもしれない。

それは、かつて高校生の時に“伝説のライブ”に参加していたタケダ先輩の一番弟子と自称する女子ラッパーだったものの、事情あって群馬へ引き上げてしまった役どころ。

やがて、忘れていたラッパーの夢を思い出し、同じく事情あって群馬へ戻ってきた仲間と再会。

ライブを再び夢見て活動の再開を目指すものの、レコード屋もお金も彼もなし、そんなさえないアラサー女子ラッパーたち...。

高校生の頃の夢と、今それぞれがおかれているリアルな困難と別れもあって...。
そんな20代後半女子の夢と日常を時に切なく、コミカルに描いていて。


『花子とアン』の大正期と、『SR サイタマノラッパー』の現代では、時代背景も次元も題材も違うと言われてしまえば、それまでだろうけど、斬新な芸術を手掛けていることで、同じ匂いが...。


かの芸術家・岡本太郎の名言として「芸術は爆発だ!」が広く知られているけど、逆境を克服するには、突出した発想と行動力が鍵なんだろうなあ。



ここまで来たら、2012(平成24)年4月より公開の第3弾となる映画『SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』も、続けて観ようかな。

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2014-06-23 | 共通テーマ:日記・雑感 | nice!(0) | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集

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