同窓生~人は、三度、恋をする~ ドラマ TBS
再び柴門ふみ作品の実写ドラマ化か...。
あの2011(平成23)年7月より放送のTBS日曜劇場『華和家の四姉妹』以来3年ぶりとなれば、それを彷彿とさせながらも、一味違った世界観を魅せてくれそう。
それは、2011(平成23)年から2012(平成24)年まで『ビッグコミックスペリオール』(小学館)にて連載されて全3巻刊行、すなわち7月10日木曜日より放送開始のTBS木曜ドラマ劇場『同窓生~人は、三度、恋をする~』。
物語は、25年ぶりの同窓会で再会した柳健太(井浦新)と鎌倉あけひ(稲森いずみ)、そして桜井遼介(松岡昌宏)と広野薫子(板谷由夏)が、失われた時間を取り戻そうとするかのように急激に惹かれ合うところから始まる、といった大人の青春群像劇なんだろうな。
4人の初めての出逢いは15歳。
あらゆる可能性を秘めた人生で一番美しい季節。
あれから25年後、
長年勤めた大手化学メーカーを辞め、妻子と離婚後の現在、実家のクリーニング屋を継いだ堅実な健太は、初恋のあけひが自分にとって大切な存在だと気づき始めて...。
美容師で美しく明るい性格かつ3人の子持ち(長男・一郎は夫の連れ子)で一見幸せそうなあけひも、粗暴になったカリスマ美容師の夫・太郎(松本利夫)との関係に悩み、初恋の健太に再び惹かれ始めて...。
大人の青春群像劇とはいえ、この二人が主軸になりそうかなあ。
一方で、遼介と薫子は、いささか事情が違うかのよう?
遼介は、健太と正反対の性格でプレイボーイ、中学時代での人気投票はダントツの一位。
超一流大学の建築学部を主席で卒業後、大手ゼネコンに就職するや、難関の一級建築士の免許も一発で取得、会社では幹部候補のトップで、家庭では良き夫、娘の良き父親。
薫子は、中学時代はクラス一の美少女で秀才。
イジメられていたあけひを、身体を張って守ったり、友人たちに二股をかけていたプレイボーイの遼介が許せなくて、その頬を打ったことも。
しかし、ただ一度の失恋で男性不信になり、外見も構わない、孤独な独身薬剤師に。
遼介からゆきずりで口説かれた薫子は、以来遼介との激情に身を任せていたものの、少しずつ気持ちにズレが生まれ始めて…。
4人は40歳。
それぞれ大人になって見つけた、本当の恋に走り出したい思いと、それを許さない現実。
もう若くはない、だけどまだやり直せる時。 そんな時をひたむきに、真摯に生きる姿。
大人世代のラブストーリーの代表作になること間違いなし、という見方があるけど、どうなんだろうか?
それでも脚本は、あの2008(平成20)年放送のNHK大河ドラマ『篤姫』を手掛けた田渕久美子。
決して、フジテレビの昼ドラのような泥沼な展開までには、なりそうにもない予感。
2014-06-12 |
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