若者たち2014 長澤まさみ
1966(昭和41)年にフジテレビ系で放送された青春ドラマ『若者たち』を根底に、新たな現代版として7月9日水曜日より放送開始のフジテレビ開局55周年記念ドラマ『若者たち2014』が、待ち遠しい今日この頃...。
演出を1981(昭和56)年から2002(平成14)年まで放送のフジテレビ『北の国から』シリーズで知られる杉田成道が務め、普遍的な悩みや現代ならではの問題に向き合っていく5人きょうだいを、妻夫木聡、瑛太、満島ひかり、柄本佑、野村周平が演じること。 5人きょうだいに関わってくる人物として、蒼井優、橋本愛、吉岡秀隆が演じること。
何から何まで気になってしまう日々の中で、新たに長澤まさみが出演することの決定とは...。
これは嬉しいや。
長澤まさみ演じるは、事情あって都会に対する羨望を捨てて実家に戻ってきた女性・屋代多香子。
実家や地元が嫌いで、こうなりたいという貪欲さや好奇心が人一倍強く、実家を捨てて夢を追いかけて上京したものの上手くいかず、また地元に戻るという設定。
石井浩二プロデューサーによる長澤まさみの起用理由については、個性ある5人きょうだいたちに、また違った形で影響を与えてしまう重要な役柄、特に異彩を放つ強烈なキャラクターを演じてほしかったとのこと。それは、どうしても長澤まさみ以外考えられなかったとのこと。
長澤まさみとしては、『北の国から』が大好きなことと、“リアリズム”の印象の強い杉田成道監督作品に関われることで、とても嬉しいという。
ふと思い出してしまった。
杉田成道監督ではないものの、同じく『北の国から』シリーズを手掛けた倉本聰脚本で、2005(平成17)年1月より放送されたフジテレビ木曜劇場『優しい時間』が...。
この時の長澤まさみ演じるは、北海道・富良野の珈琲喫茶『森の時計』の従業員で、アズこと皆川梓。
確か、高校時代に恋仲になった担任教師・松田(佐々木蔵之介)に捨てられて内向的になり、リストカットを繰り返し、姉とともに東京から逃げるように富良野に住みついたという役どころ。
時折、皿を割ってしまう悪いクセのおかしさのほか、『森の時計』の店主・涌井勇吉(寺尾聰)と絶縁状態にある、美瑛の陶芸家に修業中の息子・拓郎(二宮和也)との心の交流と再生が、本当に素晴らしかった。
あれから約9年後の『若者たち2014』では、我や好奇心や貪欲さが人一倍強い女性に。
葛藤を抱えながら前を向いて歩いて、再生してゆくのは同じでも、『優しい時間』のアズとは、真逆のキャラクターなのかもしれない。
どのように魅せてくれるんだろうなあ。
2014-06-07 |
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