花子とアン あらすじ ネタバレ 第10週
6月2日月曜日より放送の第10週は、はな(吉高由里子)が初めて生徒を送り出してから数年後の1918(大正7)年...。
吉平(伊原剛志)が、もも(土屋太鳳)の縁談を持参。
相手は、吉平が行商を兼ねた旅先で知り合った青年。
近々、家族総出で北海道へ移住する計画があるという。
北海道は貧富の差のない平等社会と青年から聞かされたことで、吉平自身、縁談のみならず、"地上の楽園"の夢への感動が大きかったかのよう。
しかし、ももが朝市(窪田正孝)に好意を寄せていることを知るはなは、密かに吉平に伝えて...。
吉平は納得するものの、内心あきらめきれていないかのよう。
その頃、蓮子(仲間由紀恵)からはなへ、自作の歌集が送られてきて...。
現実逃避のために詩作に没頭する蓮子を、夫・伝助(吉田鋼太郎)が揶揄したことが、きっかけだった。
歌集も出版すれば金になると、蓮子の啖呵を切っての出版らしく...。
蓮子の歌集に触発されて、執筆を再開するはなだったが、嘉納家の経営する福岡の炭鉱では、爆発事故が発生し多数の犠牲者が...。
抗議に押し掛ける炭坑夫たちを金で懐柔する伝助の姿に、反発を覚える蓮子だったが、金の力を人生における現実的な駆け引きの一つとして、悟るようにもなってゆく。
そして、奔走を続けた伝助が過労で倒れた。
意外なことに、蓮子が珍しく同情して、伝助を献身的に看病。
伝助は弱々しく喜びを語り、これまで対立していた夫婦が心を通わせ合うことになるのだが...。
どうやら、かりそめの休息であるかのようで...。
話は山梨の農村に戻って、ももの心は朝市にあって...。
しかし、朝市の心は姉・はなにあることを、ももはかねてから察しており...。
そんなある日のこと、はなは図書館で新作の原稿執筆に没頭。
しかし、過労からか居眠りしてしまって...。
偶然にもその寝顔を、朝市はただならぬ表情で見つめていて...。
さらには、その表情を、ももが見てしまい...。
ももは、自身の淡い初恋を封印して、縁談を受け入れることになった。
やがて、学生アルバイト以来世話になった東京の出版社・向学館へ出向いて、原稿を渡したはなの新作の出版が、決定の運びに。
編集長・梶原総一郎(藤本隆宏)からは東京での仕事の誘いが...。
朝市は、はなが東京から戻ったら、告白する心積もり。
しかし、はなは恋愛どころではなく...。
この時のはなは、田舎の教師に愛着のある一方、作家への夢も大きいゆえ、東京の出版社勤務が夢の実現に近いのではという思いもあって、静かなる葛藤へ。
この第10週では、ももが縁談を受け入れて北海道へ。
吉平曰く、北海道が貧富の差のない平等社会という"地上の楽園"とは...。
長きにわたる紆余曲折があって、酪農を主体とした"地上の楽園"として、実現してゆくことになるんだろうなあ。
『明治乳業 北海道牛乳【200ml×48本】』を作り出すように。
そして、当時のはなの故郷の山梨にも、北海道と類似した環境があるのかもしれない。
後年、山梨県北杜市高根町の清里高原で、『清里高原牛乳 【900ml×3本】』や『ジャージー牛乳 500ml』や『ジャージ-ヨーグルト 405ml ※無糖』を作り出すように。
現時点では表面上何もなさそうでも、素晴らしいものを作り上げるきっかけは、意外なところに転がっているはず。
そのことを信じて、遠い将来へとつないでいきたい思いは、人間誰でも同じ。
2014-04-21 |
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