花子とアン あらすじ ネタバレ 第4週
「嵐を呼ぶ編入生」
4月21日月曜日より放送。
1909(明治42)年春、葉山蓮子(仲間由紀恵)という編入生が、修和女学校に入学。
年齢は24歳。
深い事情あっての入学に加え、伯爵家育ちゆえ、クラスメートや先生たちを使用人のように扱い、個室に食事を運ばせるなど、好き放題。
勉強のやる気のない蓮子の態度を見かねて、富山(ともさかりえ)が咎めたところ、逆にやり込められるありさまで...。
ただ、自身に関心を示さず、ひたすら勉強にだけ集中するはな(吉高由里子)には興味を抱き、身の回りの世話をする係に指名。
長きにわたる波乱の幕開けだった。
はなの故郷・甲府では、朝市(窪田正孝)が師範学校へ入学、将来の教師への夢に向かって、新たなる一歩へ。
連子のいいように翻弄される日々のはなは、ある夜のこと、蓮子から"ブドウを絞ったお薬"を勧められた。
何とそれはワインで、騙されて飲むこととなったはなは泥酔、騒動を起こしてしまう。
教師たちの追求の中、巧妙にかわし上手に立ち回った蓮子の処分は、反省文を書いただけで済んだ反面、はなには退学処分の噂が...。
亜矢子(高梨臨)は、窮地に陥った親友・はなを救おうと、蓮子から事情を聞き出そうとするが、蓮子は全然耳を貸そうとしない。
やがて、噂を耳にした父・吉平(伊原剛志)が、学校に乗り込んできた。
初めてはなに手を上げた吉平は、ブラックバーン校長(トーディー・クラーク)に土下座して謝罪。
娘のために真剣に謝罪する吉平の姿を目の当たりにして、蓮子は心を動かされ始めたが、それも束の間、家から追い出した兄・晶貴(飯田基祐)が訪ねてきた途端、再び心を閉ざしてしまった。
茂木(浅田美代子)から励まされたはなは、ある決意を固めて蓮子の部屋へ。
荒れ放題になった部屋に驚き、するつもりだった話を後回しにして、はなは片付けを始めた。
しかし、蓮子は感謝の言葉一つ口にすることなく、自分はなにも悪いことをしていないと開き直るだけ。
人生はいくらでもやり直せると、他人事のように言われたはなは大激怒。
連子は、自身の過去を告白しかけるも、咄嗟にやめてしまった。
そしてはなは、ブラックバーン校長から呼び出され、校長室へ。
退学処分を覚悟したはなが校長室に入って間もなく、蓮子が突然入り、はなを騙してワインを飲ませたことを白状、退学処分になるのは自分だと訴えた。
最終的に、はなと蓮子は退学処分を免れた。
しかし、退学させられることで、兄に復讐するつもりだったと語る蓮子の本心に、はなは愕然。
はなは、蓮子がますます気になることに。
ふと思い出した。
2011(平成23)年1月からフジテレビ系列での毎週火曜日22時より放送されたテレビドラマ『美しい隣人』を。
キャッチコピーは「女は、苦しむ女を見るのが好き。」。
それを象徴するかのように、仲間由紀恵演じるは、郊外の住宅地に夫と息子とともに暮らす平凡な専業主婦・矢野 絵里子(檀れい)の隣に引越して来た謎の美女・マイヤー沙希。
かねてから心に闇を抱えており、表面上奥ゆかしい反面、些細なことで激怒する気性の激しさで、ある意図から絵里子を脅かして、平穏な生活を壊してゆく役どころだった。
仲間由紀恵にすれば本格的な悪役を演じるは初めてで、新境地を開いていったとか。
第4週での鍵となる、蓮子がはなに勧めた"ブドウを絞ったお薬"すなわち"ワイン"。
現代に置き換えるなら、和食との相性の良い国産ワインで、健康的な和食としての関心の高いヨーロッパへの本格輸出しつつある「甲州ワイン」といったところ?
当時から醸造されていたのかなあ。
安東はなと葉山蓮子。
互いに長きにわたる紆余曲折が展開されるかのよう。
『甲州ワイン6本セット』を嗜むかのように、わだかまりなしに快く乾杯し合える時の到来を祈って。
2014-03-30 |
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