花子とアン あらすじ ネタバレ 第3週
「初恋ハルピテーション!」
4月14日月曜日より放送。
1908(明治41)年、はな(吉高由里子)は英語の得意なガリ勉に成長。
実家への仕送りを少しでも多くしようと、故郷へ帰るのを我慢して5年間、父・吉平(伊原剛志)は、はなを心配の日々。
年頃の乙女に成長したはなと学友の一番の楽しみは、週に一度の孤児院でのボランティア活動。
そこには、帝大や有名私立大の男子学生も集まるため、それぞれの出逢いの場に。
はなは、金沢の名家の生まれの帝大生・北澤(加藤慶祐)に出逢い、生まれて初めて恋心を抱いた。
そして、孤児院のクリスマス会にて、『親指姫』の紙芝居を北澤とともに上演することになったはなは、急速に互いの距離を縮めることに。
ただ、北澤ははなを貿易商の令嬢と誤解して、全然気づかないまま...。
クリスマス当日、孤児院での紙芝居は無事に終了。
はなと北澤は、二人一緒に寄宿舎まで帰ることに。
束の間の甘いひとときだったが、結果として門限破りとなってしまった。
ブラックバーン校長(トーディー・クラーク)からの罰として、学校と寄宿舎の掃除を命じられたはなは、北澤との想い出が片時も離れられないまま。
やがて理由を知った寮母・茂木(浅田美代子)から真相を耳にすることとなるブラックバーン校長のはからいにより、罰としての掃除を終えたはなには、秘密のプレゼントが...。
はなは、めいっぱいのオシャレをして手づくりのクッキーを手土産に、甲府に向かう列車に乗り込んで、5年ぶりの故郷へ。
久々に再会した朝市(窪田正孝)には、きれいになったはなの姿がまぶしく映るだけで、言葉が見つからない。
間もなく、家族から大歓迎されることとなったはなだったが、兄・吉太郎(賀来賢人)と妹・かよ(黒木華)の隠しごとをしているかのようなふるまいが気になって...。
すぐさま相談することになった朝市の話では、かよが家計を支えるため製糸工場の女工として働くことが決まったという。
衝撃を受け、自分だけ東京で勉強するわけにいかないと、地主・徳丸(カンニング竹山)に働き口を紹介してほしいと頼み込んだはなだったが、母・ふじ(室井滋)とかよを激怒させてしまう。
ふじとかよにとって、はなは家族の希望だ、と...。
改めて家族からの励ましを受けて、勉強への決意を新たにしたはなは、東京の寄宿舎へ戻った。
届けられた北川からの年賀状に一瞬喜んだはなだったが、同室の白鳥(近藤春奈)の手で黒塗りされてしまって...。
日曜日、孤児院のボランティア活動で、はなは北澤と再会。
黒塗りされて読めなくなった年賀状の内容を尋ねたはなは、北澤から突然のプロポーズ。
はなが初恋叶って有頂天になったのも束の間、はなの実家が貿易商と信じ込んでいる北澤に、真実を隠し続けることのできない苦しさにさいなまれてしまう。
はなと北澤を急接近させたのは、『おやゆび姫』...。
デンマークの童話作家であるハンス・クリスチャン・アンデルセンの代表作の一つで、1835年(日本においては明治維新の33年前)に発表された『アンデルセンの童話集第二集』に、『いたずらっ子』と『旅の道連れ』とともに収録。
『みにくいアヒルの子』などと同じく、背景として描かれているのは、アンデルセンの故郷・オーデンセの田園風景。
初版出版当時の絵本のまま手に入れたいという贅沢なわがままは実現できなくても、
当時を彷彿とさせる本格的な絵本として手にするならば、
1991(平成3)年5月に西村書店より発売の『おやゆび姫』(著者:ハンス・クリスチャン・アンデルセン/編集:バーナデット・ワッツ)が、一番ふさわしいかなあ。
6歳からの絵本ということあって、絵が美しく読むと心が癒されるのはもちろんのこと、なかなか大人でも楽しめる内容の充実度そのもの。
紙芝居でも、絵本の読み聞かせでも、優しい気持ちにさせられることに、変わりはない宝物...。࠺
2014-03-29 |
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