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花子とアン あらすじ ネタバレ 第1週







花子とアン あらすじ ネタバレ 第1週

「花子と呼んでくりょう!」

3月31日月曜日より放送。


1945(昭和20)年、米軍による空襲で炎に見舞われる中、一人の女性が走り回っていた。

その一人の女性とは、この物語のヒロイン・村岡花子(吉高由里子)。
『赤毛のアン』の原書を大切に抱えながら...。

花子の脳裏に、これまでのあらゆる記憶がよみがえり始めた。



さかのぼること1900(明治33)年、山梨県甲府市にて。


安東はな(山田望叶)は、野良仕事で朝から晩まで忙しい母・ふじ(室井滋)や祖父・周造(石橋蓮司)の代わりに、家事と育児の一切を任されている身の上。

ある日のこと、行商で家を留守にすることの多い父・吉平(伊原剛志)が、行商先からの土産として、はなに絵本を渡して...。

字の読めないながらも絵本に夢中になるはなを見かねて、吉平ははなを学校へ連れて行くことに。
そこで初めて習った平仮名を、はなは瞬く間に吸収、周囲の人たちを驚かせた。


その日以来、小学校へ数日通っただけ文字を覚えてしまったはなは、本を読む楽しさを知って夢中になり、読書三昧に。

娘の人並みはずれた才能を察した吉平は、はなを東京に行かせてミッション系の女学校への入学を考え始めた。

しかし、村の近隣の人たちからは、西洋かぶれと変人扱い。
母・ふじも、経済的余裕のないことを理由に猛反対。

そんなある日のこと、地主・徳丸甚之介(カンニング竹山)が小作料引き上げを発表。
家計のさらなる圧迫におののく家族を見かねて、はなは「学校に行きたくない」と心にもない嘘を口にして、家事の手伝いにますます打ち込み、学校も休みがちになり、幼なじみの朝市(里村洋)を心配させることに。

やがて、はなは偶然徳丸に遭遇、「奉公先を紹介してほしい」と直談判。

帰宅後、「奉公先が決まった」とするはなに、ふじと周造は驚かされるが、家計を案じるはなの思いを受け入れてゆく。


ところが、奉公先へ出発する朝のこと、迎えに来た仲介人曰く、必要なのは力仕事のできる男の子であって女の子でないという。

はなは、拒絶されたことで落胆。
さらに追い討ちをかけるように、高熱を出して重篤な状態へ。
死を覚悟するなり、「辞世の歌」を詠むまでに。


幸いにも、かろうじて吉平が町医者のところまで、はなを連れて行き、一命を取り留めることができた。

死の淵を実感して生還したはなは、生まれ変わったつもりで、自身の名前を変えたいと。

「花子と呼んでくりょう!(花子と呼んでくれ!)」


はなの並々ならぬ才能の確信を深めた吉平は、牧師(山崎一)を家に招き、はなの女学校進学を相談。

ところが、意外にも牧師は女学校進学に反対。

そんな中、ふじは、はなの本当の気持ちに気づきはじめてゆく。


3年の歳月が流れて、はなは10歳。

兄・吉太郎(山崎竜太郎)は、奉公先から帰ってきたものの、父・吉平とは折り合いの悪い日々。

ふじは、訪ねてきた隣近所のリン(松本明子)から、吉平のような変わり者と結婚した理由を問われて、なれ初めを語り始めて...。

道で偶然出逢った当時の両親の馴れ初め話をたまたま耳にしたはなは、ふじが吉平を好きになったのと、自分が本を読んでいる時の気持ちは同じだと、言い出した。

すべてを察したふじは、はなの思いを受け入れることになった。


やがて、吉平とふじの尽力あって、はなは東京にある修和女学校へ。



父・吉平の思いはもちろんのこと、最終的にはなを後押しすることになったのは、頑なに反対する祖父・周造を説得した母・ふじであるかのような流れかなあ。


ふじを演じる室井滋で思い出すことと言えば、2006(平成18)年4月より放送されたNHK朝ドラ『純情きらり』で演じた、ピアノ大好きなヒロイン・桜子(宮﨑あおい)の叔母で、"磯おばさん"こと有森磯。

"岡崎初のモダンガール"と自称するほどの派手好みで開けっぴろげながらも、世話好きで、とにかく家族が心配でたまらない、といった姿が印象的で...。

期間の長さの違いこそあれ、戦前・戦中・戦後を生き抜いたヒロインの一代記であり、ヒロインを取り巻く人たちの群像劇も加わったヒューマン・ドラマだった。


あの『純情きらり』の放送終了から7年半...。

今回の役どころは、自由すぎる夫に振り回されながらも、生来の明るさで過程を切り盛りして、子どもたちを育てる肝っ玉母さんか...。

ヒロインをいい感じで見守っていくんだろうなあ。

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2014-03-26 | nice!(0) | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集

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