橋本愛 映画 リトル・フォレスト
昨年大好評のNHK朝ドラ『あまちゃん』で、ヒロイン・天野アキ(能年玲奈)の親友・足立ユイを演じて注目を集めた女優・橋本愛にとって、"あまロス"すなわち"あまちゃんロス症候群"は、全然無縁だったかのよう。
あの2013(平成25)年12月31日火曜日放送の『第64回NHK紅白歌合戦』の特別枠によるステージを終えたことで、新たに歩み始めている、と言っても過言じゃない。
特に、翌日年明けとなる2014(平成26)年1月1日水曜日付のブログコメント、かねてからの読書好きが功を奏したとでも言うのかなあ、素晴らしかった。
今年の女優・橋本愛は、段階的な飛躍の年になりそうな予感が...。
あの『あまちゃん』の撮影と並行していたということなんだろうなあ、同じロケ地の岩手県で撮影が行われた映画『リトル・フォレスト』で主演すなわちヒロインを務めることになるのか...。
原作は、五十嵐大介の同名コミック。
橋本愛演じる都会で自身の居場所を見つけることのできなかった主人公・いち子が、故郷の山村"小森"に帰ったことから始まって、さまざまな恵みを与える一方で厳しさも見せる大自然の中で、自給自足の生活をしながら、生きる力を充電していく物語。
あの『あまちゃん』と同じ岩手県でのオールロケに関しては、以下の通り、魅力を再認識することに、
「実際に住まわれている方々の田畑をお借りしながら撮影させていただいている中で、人の優しさや無垢な笑顔などに触れる度に、とても身にしみます。 呼吸をすると肺が掃除されるような空気のきれいさも、大変自分を支えてくれています」
演じるいち子の役作りにあたっては、
「澄んだ雰囲気を持った人だと思いました。それは長年自然とともに生きてきた人特有のもので、自分の黒い部分を一切封印するような意識で演じています。そしてまた特殊な家庭事情を持ち合わせているので少し鬱屈してしまう部分もあるのですが、食や植物、匂いや景色などを愛しながら、自然体でいようと心がけています」
撮影で挑むこととなった農作業の感想は、
「将来は自給自足する生活をしたいと思っていたのですが、大変さを痛感しました。ただ、朝早く起床して、私有の畑から食材を取って朝食を作るところから始まる生活サイクルは、実際とても気持ち良かったです」
元々料理好きで気の向いた時のみ家で作る、という橋本演じるいち子が旬の食材を生かして作る日々の料理の直接指導は、女性に人気の野村友里氏が率いるフードクリエイティブチーム「eatrip」による監修。
他の出演者は、いち子の幼なじみ・ユウ太に三浦貴大、キッコに松岡茉優、キャンプ場の管理人・シゲユキに温水洋一、いち子の母・福子に桐島かれん。
全体を通して、いち子が故郷で自分を見つめ直す物語である「夏編」と、家出していた母親からの手紙が届いでからの「秋編」の撮影はすでに終了。
母の秘密の明らかになる「冬編」は2月頃から、成長したいち子が再び都会へ出る姿の描かれる「春編」は4月頃から、それぞれ撮影が敢行される予定。
肝心の公開予定日は、「夏編」と「秋編」は8月30日土曜日、「冬編」と「春編」は来年2015(平成27)年2月14日土曜日。
昨年の『あまちゃん』では海女をはじめとする漁業、今年と来年に公開の映画『リトル・フォレスト』では農業、岩手県はまだまだ熱い日々になるかも...。
2014-01-19 |
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