神さまの言うとおり 映画 福士蒼汰
あの大好評のNHK朝ドラ『あまちゃん』の放送が終了して、
ヒロイン・天野アキを演じた能年玲奈と同じように、アキの初恋相手の種市浩一を演じた福士蒼汰も、"あまロス"すなわち"あまちゃんロス症候群"に陥っているとのことらしく....。
それぞれの先行きを何気に不安を実感しつつある中のこと、
この作品は、これからの福士蒼汰にとっての最大の荒療治になりそうな予感が...。
それは、シリーズ累計発行部数150万部を突破する金城宗幸原作と藤村緋二作画による人気コミック『神さまの言うとおり』が、実写映画化の決定。
その原作とは、2011(平成23)年から約1年半『別冊少年マガジン』(講談社)に連載され、今年から『週刊少年マガジン』で第2部となる「神さまの言うとおり 弐」が開始。
平凡な毎日を過ごしていたはずの高校生が、何の前触れもなく生き残りをかけた謎のゲームに巻き込まれるという衝撃的な展開と絶妙な緊迫感からファンを増やしているという。
この度の実写映画化では、東宝による製作・配給。
監督は、昨年2012(平成24)年11月より公開の映画『悪の教典』や今年2013(平成25)年4月より公開の映画藁の楯 わらのたて』とヒット作を連発している三池崇史。
脚本を手がけるのは、平成の民放ドラマで最高視聴率42.2%を記録したTBS日曜劇場『半沢直樹』の脚本家・八津弘幸。
"巻き込まれ型のジェットコースタームービー"をコンセプトに、恐怖感や不条理感、「負ければ死」という緊迫感、そして正体不明の黒幕の謎、といった原作の持つ魅力を描写し、ジェットコースタームービーの金字塔を目指すという。
福士蒼汰が演じるのは、母子家庭育ちのおとなしくマイペースな性格の平凡な都立みそら高校2年生の生徒で、主人公の高畑瞬。
動くと首がとぶ「ダルマさんが転んだ」などの危険なゲームに挑戦という。
福士曰く、「退屈な日常を打破したいという気持ちや、おかしなゲームの中で生まれる友情、愛情、裏切り、憎しみ、いろんな感情に共感しました」と述べ、「監督の世界観に自分がどう溶け込んでいけるのか楽しみですし、非現実的な世界観だからこそ楽しんで撮影に臨んでいきたいと思います。撮影が待ち遠しいです」と期待でいっぱい。
その命懸けのゲームに挑戦ことになる他の若手俳優は、
瞬の幼なじみで気丈で物言いのはっきりした性格の同級生・秋元いちかに、第7回東宝シンデレラオーディションで審査員特別賞を受賞し、映画『悪の教典』にも出演した、山崎紘菜。
本人曰く、「三池監督の求めるものにしがみつき、ヒロインとして、命懸けで挑みます!」
同じく同級生で、幼少の頃の実母からの育児放棄と義父からの身体的虐待で狂気を芽生えさせて、暴力を好み生徒たちから恐れられる問題児・天谷武を、三池監督とは2005(平成17)年公開の映画『妖怪大戦争』以来の顔合わせとなる神木隆之介。
本人曰く、「とても楽しみです。気合いを入れて準備をしたいと思っております」
予定としては、クランクインが来年2014(平成26)年6月、完成が10月。
そして、秋公開へ...。
三池監督曰く、「生きる、首がコロコロ、走る、血がピュー、泣く、大笑い...で、死ぬ。そんな楽しい映画です。理不尽な罰ゲームをお楽しみに!」とのコメント。
よく口にできるなあと、半ばあきれ顔になりそうな気分なものの、人間や社会にそれぞれ巣食う暗部をえぐり出す手法には、考えさせられるものが...。
より良い方向へ好転させるための反面教師としてかなあ。
いずれにせよ、これからの俳優・福士蒼汰にとって、この作品への出演が、完全な"あまロス"解消となることは、間違いないはず。
折しも、その年の9月には、能年玲奈が映画『ホットロード』への出演で、金髪に染めた不良少女の姿を披露するという。
能年玲奈が将来の作品でアクションを希望していることに触発されたこともあって、福士蒼汰もアクション映画での再共演を希望したといい、2014(平成26)年秋に公開予定のそれぞれの映画でのハードな体験が、将来への飛躍と大成へ...。
楽しみだなあ。
2013-11-19 |
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