ごちそうさん 杏
9月30日月曜日より放送開始の新番組となるNHK朝ドラ『ごちそうさん』の待ち遠しい今日この頃。
9月10日火曜日、NHK大阪放送局にて、先の『あまちゃん』のヒロイン・能年玲奈から、これからの『ごちそうさん』のヒロイン・杏への、バトンタッチセレモニーが行われて。
プレゼント交換では、
能年玲奈からは、演じるアキの大好物の岩手県久慈市(ドラマでは北三陸市)の郷土料理・まめぶ汁。
杏からは、演じるヒロイン・め以子の大切にする、ぬか床。
ぬか床か。
物語では、東京の洋食店で生まれ育った食いしん坊・め以子なのに、なぜ、ぬか床?
聞くところによれば、め以子の家に代々受け継がれてきた家族の味の象徴するものとして、重要な役割を果たしてゆくという。
卯野め以子の家族構成に関しては、
農家の五男坊としての生まれで、東京のホテルのレストラン厨房での修業を経て、洋食店「開明軒」を開店する、一本気な父・大五(原田泰造)。
東京育ちの明るく気風のいい性格で、洋食屋の接客から経理までを一手に引き受ける、しっかり者の母・イク(財前直見)。
イクの母で、洋食屋の切り盛りに手一杯な娘夫婦を手伝い、家事や子育てを担う、祖母・トラ(吉行和子)。
実家は洋食屋でも、特に、イクがぬか漬け作りを得意としていることから、イクの存在感自体が肝心要といったところのようだ。
ぬか床に宿るイクの魂、とでも言うのか?
国産原材料を使用し、添加物は一切使用せず、一つ一つ丁寧に、手作りで仕上げた自信作として定評ある、【たね坊のぬか床】のようなものかなあ。
杏演じる卯野め以子。
イクからすれば、食いしん坊でやんちゃな孫娘だが、「食べていられれば大丈夫だとあの子は本能で分かっている」とその生命力を頼もしく見守っていて。
め以子に「ご馳走様(ごちそうさま)」=「馬を走らせて食材を整え、心をこめて客をもてなすことへの感謝の言葉」という意味を教えて、め以子の人生の原点を形成させることになるという。
和食から洋食へ変化してゆく時代の美味しいところを切り取ったかのようなNHK朝ドラ。
楽しみだ。
2013-09-15 |
共通テーマ:日記・雑感 |
nice!(0) |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
編集
コメント 0