能年玲奈 あまちゃん さかなクン
このサプライズは、「じぇじぇじぇ」なのか?
いや、「ギョギョギョ」なのか?
まさに何とも言いようのない。
それは、8月5日月曜日より放送の第19週でのこと。
思うように仕事が入らずに悶々とするアキ(能年玲奈)に、突然舞い込んできた子ども向け教育番組『見つけてこわそう』への出演依頼。
そして、さかなクンとの共演。
『見つけてこわそう』とは、一体どんな番組なんだ。
かつてNHK Eテレで、1990(平成2)年4月から今年2013(平成25)年3月末まで放送の保育園・幼稚園向けの工作番組『つくってあそぼ』のパロディーであることは、簡単に想像してしまうものだけど....。
「子どもにとっての造形は"いのちの想像"」という魅力をエンターテインメントにした『つくってあそぼ』とは、真逆の構成なのかなあ。
「こわそう」⇒"壊そう"・"強そう"・"恐そう"・"怖そう"
いろいろ想像してしまうなあ。
否応なく、育ち盛りの子どもにとっての、物騒な光景が目に入ってしまいそうな?
しかし、それでも、
能年玲奈は、ニコラモデル時代から、奇抜なファッションを身にまとったり、奇天烈なイラストを描いたりする遊び心があって。
さかなクンは、子どもの夢を壊さないために、本名は非公表、年齢を尋ねられたら「成魚です」と回答。
子どもが変に気兼ねすることなく楽しめる番組になるんだろうなあ。
例えば、やりたいことができずに悶々としている子どもたちのために、目の前の壁となるものを見つけては叩き壊して前へ進む、というゲーム感覚を楽しみながら子ども心を育む、という趣向?
そして、放送当日の8月8日木曜日の第19週・第112回。
探し物をして見つけたものを壊すことで、逆説的に物の大切さを子どもたちに伝え、最後にアキが"逆回転"という魔法を使って元に戻すという、斬新な教育番組。
なかなかの面白い仕上がりだった。
折しも、第19週終盤は、失踪していたユイ(橋本愛)の母・よしえ(八木亜希子)が、アキの母・春子(小泉今日子)を訪ねて、春子から説教された際の一言。
「"逆回転"、できないものね」
さらに翌週、第20週の8月15日木曜日放送の第118回では、北三陸での母との再会に困惑するユイを励ますために送信したアキの変顔写真メールの喜びから、お返しとして返信したユイの変顔写真メールに添えられたメッセージ。
「アキちゃん、"逆回転"してよ!」
切なかった。
現実は、たしかに"逆回転"できないもの。
それをいかに受け止めて、前へ向けて克服してゆくのかが、一番肝心。
特に、第22週終盤以降より重点の置かれる、2011(平成23)年3月11日金曜日の「3.11」こと東日本大震災、その後の復興への道のり。
どのような描き方がされるんだろうか?
いずれにせよ、能年玲奈も、さかなクンも、いわゆる"愛されキャラ"であることは確か。
今後、実際にNHK Eテレからの出演依頼が舞い込めば、これまでの子ども向け教育番組のキャラクターと子どもたちとともに、楽しく過ごせる番組になるんだろうなあ。
もちろん、さかなクンの歌う、2009(平成21)年4月と5月のNHK『みんなのうた』となった「コイシテイルカ」を、みんなで歌って楽しむことになるかも?
2013-07-28 |
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