イモトアヤコの地球7周半
スゴイよな、この本は。
はじまりは、先週7月6日土曜日放送のTBS情報番組『王様のブランチ』の「買い達」コーナーに、イモトアヤコが出演してからか、いくらか気になった。
特に、東京・銀座の好日山荘での最新の登山はじめアウトドアグッズの買い物が、一番印象に残ったなあ。
携帯式のソーラーエネルギーシステム、正しい名前聞き逃してしまったのが、心残りだった。
今度、行ってみようかなあ。
いや、それよりも、6月28日金曜日に発売されていたことを番組で知るなり、すぐに書店で購入。
『イモトアヤコの地球7周半』(出版社:プレジデント社)
5年間で60ヶ国以上か。
「思い立ったら吉日」とでもいうのか、前のめりに行動するかのように、海外へ旅立ち、さまざまな価値観を持った人たちとの交流を、肌で実感する。
この度胸はスゴイ。
特に、イモト流ワールド「サバイバル術」、中でも世界のトイレ事情と、病気にならない方法、さすがに読み応えあった。
しかしながら、それでも悲しいことがあるとすれば、
5月24日金曜日の冒険家・三浦雄一郎氏のエベレスト登頂後の下山にヘリコプター利用で、登頂成功とみなしたアルピニスト、・野口健氏の見解について。
正直な気持ちを口にすれば、この度の三浦氏の場合が、まさに登頂成功とみなされるならば、なぜ昨年2012(平成24)年9月のイモトアヤコのマッターホルン登頂後の下山のヘリコプター利用が、登頂成功とみなされないのか?
本当に不思議でしょうがない。
まあ確かに、世界最高峰のエベレストにたどり着く直前には、いわゆる"death zone(デスゾーン)"という生死の最大の危険にさらされる場所があって、しかもその近くまでを清掃登山の範囲としている野口氏のこと、マッターホルンに比べれば、生半可な気持ちでは行動できないと口にしたくなるのも、決して解からないわけではない。
しかし、それでも、
清掃を兼ねた本格的な登山と、バラエティー番組の一環(?)としての登山とは、真剣さの度合いが違うとでも主張したいのだろうか?
例え、性差と年齢差を加えた上での違いがあるとしても、
悲しすぎるよ。
もし、どうしても、この度の三浦氏を心から登頂成功とみなすのなら、イモトアヤコも登頂成功とみなしてほしいものだよ。
これは決して、贔屓目といった感情からじゃない。
フェアであるかないかといった気持ちからだ。
スポーツに真剣に取り組む人間ならば、誰でも実感できるはず。
2013-07-06 |
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