災害用簡易トイレ
否応なしに意識させられてゆくものなんだろうなあ。
はじまりは、今年2013(平成25)年5月29日水曜日付の多くの新聞で、「M9.1南海トラフ巨大地震被害想定」と題した、被害総額と死者をはじめとする具体的な被害状況と発生する諸問題などの内訳と詳細が一面全体に掲載されてから。
あまりにも大きすぎる問題ゆえ、いかなる対処が適切かなどと悶々とする中で、強く実感したことは、身近な範囲からできることを少しずつ実践することの積み重ねしかないということ。
しかし、それでも、最大の不安として実感させられるのは、災害発生時に断水になってしまった時。
自身の住まいが管轄の自治体ならば、多少の時間はかかったとしても、給水の確保に懸命に尽力してくれるだろうけど、それでもついつい悩まされるのは、断水時のトイレ使用の問題。
自身一人だけの住まいによる生活は別として、
一番肝心なのは、見ず知らずの人たちとの、一つの住まいでともに生活することになった場合の関わり合い方。
特に、排泄後の処理の問題をおろそかにしてしまった場合の、重苦しい不協和音が充満したままの日々の長さほど、耐え難いもの。
それを一気に解消してくれそうなものは、『ヤシ殻活性炭非常用トイレ30回分[汚物袋付き]』かなあ。
災害用簡易トイレ。
その言葉やほかの似たような言葉を耳にすれば、新たに購入した方がいいのかなあなどと、つい考えてしまいがちだけど、商品にあらかじめ備え付けの汚物袋や、厚めのゴミ捨て用ビニール袋をしっかりと備え付けさえすれば、家庭用の便器はもちろん、縦長の立体形のゴミ箱でも、ダンボール箱でも、充分に役立つはず。
実際に排泄を済ませた後は、凝固剤の袋を破って、ふりかけるようにして撒くだけで、排泄物の水分を吸収して固化。
凝固剤は、消臭性に優れたヤシ殻活性炭入りのため、素早く固化して悪臭の発生を抑えるという。
もちろん、使用後の水分漏れの心配はなく、可燃ゴミとしての処分も可能。
災害発生後の断水対策以外には、
キャンプをはじめとするアウトドアライフや、ドライブでの渋滞時におけるやむを得ない使用。
そして、当たり前になりつつある高齢化社会に伴う介護問題への対処の必需品として。
忘れちゃいけないな。
遠い将来のためにも。
2013-06-02 |
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