あまちゃん 音楽 YMO 君に、胸キュン。
それは、NHK朝ドラ『あまちゃん』第4週の4月23日火曜日放送・第20回。
祖母・夏(宮本信子)から言い渡された謹慎が解けて、再び海に潜れるようになったものの、ウニが獲れずに悶々とするヒロイン・アキ(能年玲奈)。
夜中、眠れずに、未だに入ったことのない隠し部屋らしきところの扉を開ければ、1984(昭和59)年までのアイドルや歌謡曲にまつわるポスターやグッズや雑誌などが、机や壁などに散りばめられていて...。
ふと、ラジカセが目に入り、何気にボタンを押すと、やや大きめの音量で、YMOの「君に、胸キュン。」が。
アキは仰天するものの、"教授"こと坂本龍一の「キュン」の声を耳にする心地良さから、流れる音楽に合わせて、
「キュン」
「キュン」
癒やされたかのように微笑みながら口ずさむアキ、
ホント、可愛かったなあ。
YMOか。
「君に、胸キュン。」
作曲はYMO。
作詞は、かつて"日本語ロック論争"の引き金となったロックバンド・"はっぴいえんど"のドラマーで、かねてから多くの歌謡曲の歌詞を手掛けたことで知られる、松本隆。
カネボウ化粧品のキャンペーン・ソングとして発売された大ヒット・シングルで、1983(昭和58)年5月24日発売のオリジナル・アルバム『浮気なぼくら』の1曲目に収録。
あの、1978(昭和53)年のファースト・アルバム『Yellow Magic Orchestra』での鮮烈デビュー以来、テクノ音楽を極めつくした挙句、突然、超ポップな歌謡曲路線に。
当然、楽曲全体は、かなりの高品質。
そして、2003(平成15)年1月22日。
結成25周年、散開20周年、再生10周年を記念して、
1983(昭和58)年7月27日発売のオリジナルのインストゥルメンタル盤と合わせた、2枚組として発売。
どちらも、オリジナル発売当初より以上の、素晴らしき音質。
これからドラマの放送は、夏、そして秋へと季節は流れてゆくけど、
YMOの「君に、胸キュン。」のように、清涼感に溢れ過ぎるくらいの、素晴らしい展開になりそうで、楽しみ。
あの第5週・第27回での種市浩一(福士蒼汰)との初めのて出逢いのように。
そして、
いきものがかりの「123~恋がはじまる~」の流れるカルピスウォーターのCMのように。
これからの物語のあらゆる展開で「キュン」とくる瞬間が、少しずつ見えてくるかのよう。
いや、
天野アキ自身の、能年玲奈自身の、恋をしている女の子の心のテーマソングになりそうだ。
2013-04-27 |
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